糞耳とヘッドホン

―糞耳とヘッドホンの正しいお付き合いの仕方。

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ヘッドホンの評価について

画期的なヘッドホンの評価方法を発案した。
題して独居津式解像度・安定度二次元評価法である!(恥)

ヘッドホンは解像度と安定度をもとに、10段階ぐらいで評価すると良いのではないかと思う。
その際、ヘッドホンの周波数特性=音色(おんしょく)は全く考慮してはならない。
音色なんて好みの問題に過ぎないと考えるから。
イコライザで弄れるし。

あくまでも解像度をメインとして、それに安定感(高周波での振幅の歪み無さ)をセットにして二次元で評価するのが良いだろうと思う。

評価は、「スンばらすぃ!(S)」「良い(A)」「フツー(B)」「悪い(C)」「話になりましぇん(D)」と。

Sは5点Aは4点Bは3点Cは2点Dは1点として解像度、安定感の二つにそれぞれ評価して、合計点を換算する。

解像度がSクラス、安定感がAなら、5+4で9点という風にして。
横に評価の内容として"SA"と書くとそのヘッドホンがどういう傾向によって評価されているのか分かるという仕掛け。

例えばHD650なんかだと、おれ的には安定感はバツグンなんだけど、もう少し解像度が欲しいかなと思うので評価は「9AS」となる。
あくまでもクラス9ということである。

この前eイヤホン行った際に聴いたゾネのSignaturePROなんてのは解像度・安定感共に非常に良かったから、ああいうヘッドホンは「10SS」(クラス10)で評価出来るかと。

K240MKIIなんかは「8AA」、ベイヤーDTシリーズは「8SB」ないし「9SA」。
他にはこの前買ったHFI-580なんかだと、せいぜい「5BC」(クラス5)ぐらいか。

まあこんな具合に。

音色(おんしょく)的な好みや、微妙な"ねいろ"などは全く考慮しないから、客観的ではあるのが自分の気持ちが許さないということが出てきそう。
しかし、出来るだけ冷静に性能を評価しようと思ったらこうするしかないでしょ。
昔の管理人みたいに音色の好み度に点数つけてても価値が分からない。(自省)

以下、グラフを作ってヘッドホン毎にプロットしてみた。

seinouhyou-ns2
おれが適当かつ勝手につけた評価だから、「おい、ソコおかしいだろ?」とか言われても困る。
空いてる所は思いつかなかった。
因みにE9なんか聴いたことないっす(笑)

勘違いしないで欲しいのは高解像度のところにシャリッ気の強いヘッドホンが来ているが、これは解像度が高い=高域が出るとか初心者みたいに勘違いしてる訳でない。
振動板が軽く、フリーでああるほど、微細な音も拾い易いが高域のシャリ付きも酷くなるという因果の結果か。
そうなったんだから仕方無い。
解像度と安定感のバランスが良くないと10SSの評価はやれない!


以上。


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[ 2012/02/13 19:42 ] 糞耳的ヘッドホン解釈 その他 | TB(0) | CM(-)

ヘッドホンメーカーの傾向と性能

こんなグラフを作ってみた。

makerplot.jpg
これは何かというとヘッドホンの対立する特性である解像度と安定感を両軸にとって、メーカーの傾向によって図中にプロットしたもの。
傾向がハッキリしないものや、管理人が聞いたことがないメーカーは図中にない。


縦軸の「解像度」は分かると思うのが、「安定感」とは何かというと、簡単に言うと高域側の荒れ具合のこと。
管理人は振動板の組成の問題だと考えているが、解像度を上げようとして振動板を薄くシンプルなデザイン(「平滑振動板」と管理人は勝手に呼んでる)にすると解像度は上がるが高域で分割振動を起こし易くなる。
逆に振動板を厚くして、sennheiserのDuofolダイアフラムのように多くの渦状の溝を入れる(渦状振動板)と、どうしても振幅に阻害が出て過渡特性が悪くなるのか、安定感はあるのだが解像度が上がりきらず「ヌルい」印象が出てくる。

こういう考えの上で、両立するのが難しいということでこの二つを性能指標としてみた。
車で言うと加速性能とステアリング性能みたいなモンか。
右上へ行くほど高性能(高解像度・高安定性)、左下ほど低解像度・低安定性)ということになる。

高域が荒っぽくなると、聴いた印象、不安的でどうも安心して聴き難い印象が出てくる。
図中左寄りにあるbeyerdyanmicやaudio-technicaのヘッドホンでは高域に荒っぽい印象がある機種が多い。
逆にsennheiserはどの機種を聞いても非常に安定感がある。
しかし、どうも管理人には少しヌルく感じる。(鳴らし切れてないだけかも)

解像度が最も高いのはbeyerdyanamicであると管理人は感じているので、最も図中上に書いた。
AKGやDENON、SONYは中庸という感じで、図の位置に固めて書いた。
気持ち、DENONが左上の位置にあるということは性能がなかなか良いと考えているから。

GRADOやKOSSは申し訳ないから書かない方が良いかと思ったが一応書いておいた。

このラインよりも下のヘッドホンが所謂安物。
解像度が悪くてモサモサしたヘッドホンとか、高域がやたらシャリシャリしたヘッドホンだとかがそれに当たる。
管理人が思うに、ヘッドホンの性能が高いというのは解像度と安定感が両立出来ているということだと思う。

人に拠ったら、安定感よりも高解像度で奥行き感のある音を好んだり、安定感のある音こそ定位感が良く良いと考える人がいたりするかもしれない。
管理人はというと昔はbeyerdynamicが一番良いかもとか思っていたのが、イコライザを使うようになってからはsennheiserが安定感があってよいかなと思ったりもする。(もっとも剛性が低いものが多いので…)


上の図は管理人の偏見まみれだけど、自分なりのものをイメージしてみるとヘッドホンを選ぶ際に参考になるかもしれない。



[ 2012/02/07 15:03 ] 糞耳的ヘッドホン解釈 その他 | TB(0) | CM(-)

「カナル型」イヤホン装着方法

サウンドハウスの「OTOYAムービー」でエティモのイヤホン装着動画が紹介されてあった。↓


ETYMOTIC RESEARCH: Earphone Insertion Video Guide イヤホン装着方法の紹介動画
ETYMOTIC RESEARCH: Earphone Insertion Video Guide イヤホン装着方法の紹介動画

…しかしまあ、このモデルのオバサンの気持ち良さそうな表情(笑)

インサートイヤーカナル方式のイヤホンは鼓膜間の密閉を前提に設計されているから、キッチリと耳に装着されないと低域が出ない。
スカスカシャリシャリした音になる。
出来るだけ奥まで挿入して密閉度を高めることが必要になるわけなのが、片手で耳の穴に入れようと思っても奥まで入らない。

そこでこの動画のようにイヤホンを持つ手と反対の手で耳たぶを引っ張って穴を広げながら装着する必要がある。

管理人も初めてこの装着方法を覚えたのはサウンドハウスの動画だった。

しかし、動画のように手を首の後ろに回すのは大げさなモーションに思われるので、管理人は装着する方の耳と反対の手にイヤホンを持ち、装着する方の手で耳を引っ張るようにしている。
イヤホンの装着方法

エティモの動画みたいに逆手で装着すると人目を引いて恥ずかしい///

「急に何始めるんだ?チミは?」と。

この順手で耳を引っぱる方が目立たなくてお勧め。

[ 2011/12/02 21:16 ] 糞耳的ヘッドホン解釈 その他 | TB(0) | CM(-)

振動版(6)・・・屈折型ワイヤー接着振動板

振動版(6)。


接着型タイプについて付け足し。


接着型には次の二種類がある。


『最短距離接着型』
saitannkyori_seccyakugata.jpg
これは図のようにドライバユニット裏から廻って来たコイルワイヤーが導入部からコイルに直線的に搬入されるタイプ。
この場合振動板全体に占める接着面積が少なく、まだ音へと与える影響が少ないと考えられる。


続いて、

『屈曲搬入型』 (赤はワイヤー、薄い青は接着剤)
kussetugata.jpg
このタイプはコイルワイヤーを搬入部から最短距離でコイルへと向かわず、振動板の外延部を暫く這った後でコイルへと向かう。

何故こんなワケの分からんことをするのか?
接着面積が増えれば振幅が阻害されるのは目に見えている。

それはどうやらワイヤーを接着するのと同じ、強度を高める為であるらしい。
なんで長く這わせるだけで強度が上がるのか良く分からんのが、そういうことらしい。

実はこの振動板の種類については、かなり以前海外のサイトで本物と偽物を判断するのに用いられあったのを覚えていたので持ち出した。
確か「本物は強度を挙げる為にコイルワイヤーを屈曲させて搬入しているが、偽物は真っ直ぐだ―」というニュアンスで語られてあったようにおもう。

実際に管理人は色々なメーカーの振動板の写真を集めて見てるが、意外にも屈折型が多いのに驚く。
AKGの安価なポータブルモデルや、Victorや、接着型が定番のソニー、audio-technicaなど、高級機には少ないが、安価な機種に信頼性を持たせる為か、良く見かける気がする。

何度も言うのが、接着面積が増えれば増えるほど振幅が歪み、音が歪む。
余程耐久性を重視しない限り、出来るだけ屈折型・・・というか接着型振動板モデル自体、選択しない方が良い・・・かも知れない。



音色(4)・・・ローバランス

もう誰も読んでねーってよ(笑)


ローバランス(低域音色)について。


●ローバランス
ローバランスというのはつまり、低域の重心の低さのこと。
これも音色の範域で捉える。

四音域法ではこれを、ロー域(200Hz未満)とローミッド(200Hz以上1kHz未満)のバランスで説明する。


ローミッド域に対して、ロー域の音圧がしっかりと延び良く保たれている場合に、低音は締まり良く、タイトな印象を持った、芯のある重い印象を持つことになる。
tight-bass.jpg
これを重心が低い低域と呼ぶ。
上のグラフはなんかおかしいのが、背面密閉型ヘッドホンなど低域の延びが良い機種に於いて感じ取れる。

逆に低域の延びがなく、ローミッド域以降の減衰の早いヘッドホンもある。
loose-bass.jpg
このようなグラフの低域を重心が高い低域と呼ぶ。
このタイプでは打撃音などが緩く、芯のない、ボワボワした不明瞭な輪郭をもった低音に感じられる。
背面開放-前面非密閉(ベロアパッドなど)の機種に多く見られる。

ローに対して、ローミッドの音圧段差が上がれば上がるほど、低音はボヤボヤした印象になる。



●低域の締まり感というのはただの音色である
よく「制動感が良い」とか「制動感が悪い」とかいわれるヘッドホンがあり、これらをいう人はどうも物理的な制動性について語っているつもりであるらしい。

と・こ・ろ・が良く聞いてみれば、「制動感が良い」といわれる場合では単に重心が低いだけであって、「制動感が悪い」といわれる場合では単に重心が高いだけである場合が多い。

これらは無論ただの音色に過ぎない。
低域音色の締まり感を物理的な性能と勘違いしているらしいのである。

残念ながら、糞耳は機械的微小な制動性の優劣など判別出来るような良い耳を持ち合わせているとは思われない。
つまり、低域の締まりだとかいって語られるのも所詮は低域音色に過ぎないということ。

例えばbeyerdynamicのT1はテスラテクノロジーなんかを使っていて、制動感はかなり良いはずであるのが、実際聴いてみて、その制動感が高いと感じる人が如何ほどいるもんかと。
多くの人は背面開放型で尚且つベロアパッドを用いていているT1の低域をむしろ緩いと感じるはずである。

かのように、糞耳にとって「低域の締まり」というのは低域音色以外のナニモノ足りえない
糞耳に機械的な制動性などを聞き分けることなど 絶 対 に 出来ない。

糞耳にとって、低音の締まりというのは物理的な性能を表すものではなくて、ただの音色として理解しておくべきじゃないかと思う。



●イコライザで重心を下げる
以下、緩いと感じられるヘッドホンの低域の重心を下げ、締まりの良い低域に近づけるためのイコライジングの方法について。

多くの「緩い」ヘッドホンの周波数特性典型というのは1kHz以降、100Hz台まで音圧が緩やかに上昇し、そこからストンと音圧が降下しているものが多い。
機種によるのが、ローミッドの音圧上昇具合が大きいものほど緩くなる。

そこで周波数特性とは逆にローミッドの音圧を引き下げ、
EQ1.jpg

最低域を上げる。
EQ2.jpg

ヘッドホンと好み、イコライザの聴き具合に合わせて、上のようにイコライジングすればボヤ付きが少ない、締まりのある低域を鳴らすことが出来る・・・かも。



(続く)




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