糞耳とヘッドホン

―糞耳とヘッドホンの正しいお付き合いの仕方。

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ひとりごと 2011/10/31

ささっ!

カタカタカタ…

「フン・フン・フン・フン…良し!」(パンッ!)

プシュッ!ゴクゴク。


まあ予定通りだわな


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音色(4)・・・ローバランス

もう誰も読んでねーってよ(笑)


ローバランス(低域音色)について。


●ローバランス
ローバランスというのはつまり、低域の重心の低さのこと。
これも音色の範域で捉える。

四音域法ではこれを、ロー域(200Hz未満)とローミッド(200Hz以上1kHz未満)のバランスで説明する。


ローミッド域に対して、ロー域の音圧がしっかりと延び良く保たれている場合に、低音は締まり良く、タイトな印象を持った、芯のある重い印象を持つことになる。
tight-bass.jpg
これを重心が低い低域と呼ぶ。
上のグラフはなんかおかしいのが、背面密閉型ヘッドホンなど低域の延びが良い機種に於いて感じ取れる。

逆に低域の延びがなく、ローミッド域以降の減衰の早いヘッドホンもある。
loose-bass.jpg
このようなグラフの低域を重心が高い低域と呼ぶ。
このタイプでは打撃音などが緩く、芯のない、ボワボワした不明瞭な輪郭をもった低音に感じられる。
背面開放-前面非密閉(ベロアパッドなど)の機種に多く見られる。

ローに対して、ローミッドの音圧段差が上がれば上がるほど、低音はボヤボヤした印象になる。



●低域の締まり感というのはただの音色である
よく「制動感が良い」とか「制動感が悪い」とかいわれるヘッドホンがあり、これらをいう人はどうも物理的な制動性について語っているつもりであるらしい。

と・こ・ろ・が良く聞いてみれば、「制動感が良い」といわれる場合では単に重心が低いだけであって、「制動感が悪い」といわれる場合では単に重心が高いだけである場合が多い。

これらは無論ただの音色に過ぎない。
低域音色の締まり感を物理的な性能と勘違いしているらしいのである。

残念ながら、糞耳は機械的微小な制動性の優劣など判別出来るような良い耳を持ち合わせているとは思われない。
つまり、低域の締まりだとかいって語られるのも所詮は低域音色に過ぎないということ。

例えばbeyerdynamicのT1はテスラテクノロジーなんかを使っていて、制動感はかなり良いはずであるのが、実際聴いてみて、その制動感が高いと感じる人が如何ほどいるもんかと。
多くの人は背面開放型で尚且つベロアパッドを用いていているT1の低域をむしろ緩いと感じるはずである。

かのように、糞耳にとって「低域の締まり」というのは低域音色以外のナニモノ足りえない
糞耳に機械的な制動性などを聞き分けることなど 絶 対 に 出来ない。

糞耳にとって、低音の締まりというのは物理的な性能を表すものではなくて、ただの音色として理解しておくべきじゃないかと思う。



●イコライザで重心を下げる
以下、緩いと感じられるヘッドホンの低域の重心を下げ、締まりの良い低域に近づけるためのイコライジングの方法について。

多くの「緩い」ヘッドホンの周波数特性典型というのは1kHz以降、100Hz台まで音圧が緩やかに上昇し、そこからストンと音圧が降下しているものが多い。
機種によるのが、ローミッドの音圧上昇具合が大きいものほど緩くなる。

そこで周波数特性とは逆にローミッドの音圧を引き下げ、
EQ1.jpg

最低域を上げる。
EQ2.jpg

ヘッドホンと好み、イコライザの聴き具合に合わせて、上のようにイコライジングすればボヤ付きが少ない、締まりのある低域を鳴らすことが出来る・・・かも。



(続く)


ひとり言2011/10/30

K550買いまあsljfvぁ;・・・っすflきさうjgぁせnsl・・・あvwtじゅびどば!

どうしよ。

AKGの50ミリってスゲー気になるにゃー。


明日試験発表なので、結果にもよるか。

[ 2011/10/30 23:14 ] 未分類 | TB(0) | CM(-)

音色(3)・・・ミッドバランス

音色続き。


四音域法というのが分かって貰えたと思うので、その醍醐味ともいうべきミッドバランスという概念について説明。。



●ミッドバランス
中域を二つに分けてやることで、新しい音の捉え方が可能になる。

それが「ミッドバランス」。

ミッドバランスというのはローミッドとハイミッドの微妙な周波数特性の段差で生じる音色の変化を捉えたものである。


ハイミッドに対して、ローミッドの音圧が高い場合、全体音色は陰気で湿っぽいものになる。
lowmid-balanced.jpg
例えば、ベイヤーダイナミックのヘッドホン(特にDT880)のような。
これら「陰気だ」とか「暗い」とか印象を持つヘッドホンというのは周波数特性上、200Hzから1kHzの音圧の総和が、1kHzから5kHz台の音圧よりも高いことが確認出来る。

つまりこれを「ロー・ミッドバランス」と管理人は呼ぶ。

逆にローミッドに対して、ハイミッドの音圧が高い場合、全体音色は明るく、明瞭度の高いものになる。
highmidbalance.jpg
例えば、Etymotic ResearchのER4シリーズのような。
これら「明るい」とか「明瞭だ」とか印象を持つヘッドホンというのは周波数特性上、1kHzから5kHzの音圧の総和が、200Hzから1kHz台の音圧よりも高いことが確認出来る。

つまりこれを「ハイ・ミッドバランス」と管理人は呼ぶ。




●ミッドバランスの重要性

本来「中域」というのが、ひとくくりにされていて具体的に語られず、低域が出るとか出ないとか、高域の延びが良いだとか悪いだとかいうハナシばかりに始終しておったようなのが、実はユーザーがヘッドホンの印象を決める最も重要な要素は、実は中域にあるのではないかと思う。

一般的に相対ローミッド量が多い機種は音色が暗く、不明瞭であると烙印を押されて忌避されがちである。
(注意しなければならないのはコレは解像度的なものでないということ)
最近のアップテンポな音楽を聴くユーザーが多いのか、ULTRASONEのような管理人にとったら「こりゃ不自然」と感じざるを得ないような不自然なハイ・ミッドバランスの機種が好まれる傾向にあるような気がする。
管理人は少し温かく、湿っぽい音色の方が好きかもしれない。

かといって、管理人かて、何本か持ってるような古い紙振動板のヘッドホンのようなローミッドよりのカマボコというのも不自然過ぎて、ちょっとこれは・・・。

後に記事にするかもしれないのが、ミッドバランスは原則、ハイ・ミッドバランスの方が中域音像の定位(音の分離)が良い。

そういうことも考慮に入れると、管理人的にはバランスの良い方が好ましいかという風になってくる。

かのように、中域のバランス(篭度・明度比率)によってヘッドホンの第一次選考が行なわれた上で、低域が出るとかいう言わば「量的な」第二次選考の段階に至るのが普通ではないかと。
中域というのはもっと重要であるはずの音域である様に思う。


●バランスは整えるものである。
先にヘッドホンの中域はフラット気味なのが良いかにゃ~?とかいったのが、これは聴く限りにおいてそうであれば良いというもの。
ヘッドホンの素の特性がどうだろうと、イコライザを使って自分の好みのバランスに整えるということが出来ればそれで良い。

それが出来ないと「このヘッドホン気に入らない」「あのヘッドホン気に入らない」といった具合に、何でも受動的に与えられたヘッドホンの音色批判ばかりしておって、自分の好みに合わせようとしない怠惰な音色批評家になってしまう。
例えば、イコライザを使いましょうというと、「音が歪む!ダメだ!」だとか言っておいて、結局そんな解像度的要素はなんら聞き分けられず、始終ヘッドホンの音色に不平ばかり言っている、それ即ち糞耳。

・・・とにかく、ヘッドホンの音色というのは高域に行くほど困難になるように感じるのが、低域と中域のバランスぐらいは自分の好みに整えるぐらい、腰を持ち上げるのは当然ではないかと思う。
そうしないといつまで経っても好みの音には出会い難いだろうと。


(つづく)




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