糞耳とヘッドホン

―糞耳とヘッドホンの正しいお付き合いの仕方。

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Sony MDR-EX800ST レビュー

Sony MDR-EX800ST レビュー


『MDR-EX800ST』
MDR-EX800ST_TOP_20101102182256.jpg
2010年度、「おれガッカリホン」第一位。


●音
音域はロー+センター~ハイミッド。
モニターイヤホンと言っても、フラットな音とは遠い。

低域の盛りが激しく、打楽器系は非常に野太く、それこそ雷のように深い鳴りを見せる。
キレは悪め。
大きく膨らみ、そして早く切ろうと努力しているようだが、それでもどこかノッサリとしていて、余韻が尾を引く。
また、キックの音にハウジングにぶち当たる、バスバスした音が加わる場合がある。
ベースに深みがあるのは良いが、曲によってはそれが前に出てき過ぎで、音全体を不明瞭にマスキングしてしまう印象がある。
全体的にいって、非常に粘っこく、しつこい印象。

低域の盛りに対して、競うようにハイミッド(当ブログの定義では1kHz~5k未満)が耳に突く。
ボーカルは非常に聞き取り易いのは良いが、どこか上ずったように、以上に明るい声になる。
Y音や、母音がやたら耳に突く。
同じようにエレキもどこか「躁」気味でハイテンション。
音量が上がると相当耳に痛い。
耳の敏感な音域をあえて突いてくるような感じ。
なにか「嫌がらせ」的な印象のハイミッド。

ハイミッドに対して、ローミッド(200Hz~1kHz未満)は相対的に大人しく、ハイミッドの印象に大きく押されているような感じ。

高域もローミッドと同じく、ハイミッドの印象に押され気味。
それ自体としては10kHzまで延びる形で、綺麗に鳴っているようではあるが、相対的に音量を上げ辛く(音量を上げるとハイミッドが耳に痛い)結果的に、前面に出ることなく、遠くの方で地味に鳴っているという印象。
また、音全体に透明感/繊細さを添えるのに音圧不足で、音が丸く、繊細さの感じ難い音になってしまっている。


振動版前面の密閉度が高い為、音場の収斂傾向が非常に強い。
特に低音楽器は頭の中で跳ね/唸る。
ボーカルは本来的な定位位置である頭上から大きく降下し、おでこの辺りに定位する。
高域は先に書いたように音圧不足で、音の重心を頭外へと向けるには不十分であり、頭内へと認識視点の向かい易い、狭い音場と感じやすい。

音全体をまとめると「明るく」、「太く」、「弾み」があり、そして「狭い」。
音を最も良く印象付けているのは、ハイミッドの盛りによる明るさであり、その灯火の中で、低域主体の楽器が野太く描写されるという印象。



●個人的に
実は全然フラットじゃない。
「モニター」というと「癖がない」とか「フラット」とか、そういう言葉を連想しがちなのが、当機はモニターと言っても「ステージモニター」であって、音の聞き取り易さに便宜を図って、手を加えられているみたいな感じか。
特に中音主体のボーカル、エレキ、キーボード、この辺の奏者に取ってみればローミッドが相対的に落としてあることもあって、ドラムやベースに埋もれずに聞き取り易いはず。
逆にドラマーやベーシストは、自分のパートを刻み易いのではないかと。

因みに当機をリスニング用に使うにはミッドハイが耳に痛く、聴き疲れし易いと思う。
f特を測定してくれている方がいるので、その方を参考にしながら、イコライジングすると良いかと。
(そのままでも聴けるが管理人的にあまりお勧めしない)




(スペック詳細/管理人購入店リンク)


SONY MDR-EX800ST

SONY MDR-EX800ST



≪製品特徴≫
・スタジオで聴く音を忠実に再現
アーティストに軽快なパフォーマンスを約束するインナーイヤー型ながら、大口径16mmダイナミックドライバーユニットにより、レコーディングスタジオのモニタースピーカーさながらの自然な周波数特性を実現。分解能が優れ、モニタリングに適しています。
・スタジオモニターヘッドホンの開発ノウハウを存分に投入。
レコーディングの現場で高評価を得ているモニターヘッドホンMDR-CD900STと同様に、ソニーとソニー・ミュージックスタジオが共同で開発。精緻な手作業による厳密な音質調整により、音響特性の個体差を少なく仕上げています。
・ライブに適した装着性と耐久性
耳の形に合わせて形状が調整できるフレキシブルイヤーハンガーを採用。確かな装着性が得られます。また、最大500mWの高耐入力、アクシデント時の容易なコード交換など、ライブ環境に適した耐久性と機能性を実現しています。

≪製品仕様≫
■形式:密閉ダイナミック型
■ドライバーユニット:16mm、ドーム型(CCAW採用)
■最大入力:500mW
■インピーダンス:16Ω
■音圧感度:108dB/mW
■再生周波数帯域:3~28,000Hz
■コード長:約1.6m リッツ線 Y型コード
■プラグ:金メッキL型ステレオミニプラグ
■質量:約7g(コード含まず)
■付属品
 ・イヤーピース(S、M、L各2)
 ・キャリングケース
 ・取扱い説明書

※完全にプロフェッショナル商品の為、保証は初期不良のみの対応となります。
※現在在庫/価格はコチラでご確認ください。
[ 2010/11/20 01:54 ] Sony MDR-EX800ST <無評価> | TB(1) | CM(-)
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