糞耳とヘッドホン

―糞耳とヘッドホンの正しいお付き合いの仕方。

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音色(1)・・・ヘッドホンの音色とは何か

ヘッドホンの「音色」と呼ばれるものについて管理人の勝手な解釈を・・・。


管理人はこの「音色」という熟語を「ねいろ」とは読まずに「おんしょく」と脳内で読んでいる。

何故そうするかというと「ねいろ」と呼ぶと、なんか曖昧で漠然とした概念に感じるから。
「楽器のねいろが綺麗だ!」とかいうと、なんとなく意味は分からんでもないのが、具体的にどういうものか?と説明しろと言われると、途端に分からなくなる。

そこで管理人はこのヘッドホンの「音色」という概念をば、明確な概念で(勝手に)定義することによって、「おんしょく」として新たに実用的なものにしようと試みたワケである。

つまり以下でブツブツやるのは全て、管理人が勝手に理解したものであって、世間でいう所の曖昧な「ねいろ」概念とは異なるから注意。



●音色(おんしょく)とは何か?

端的にいうと、音色とは周波数特性のことである

いや周波数特性そのものでないけど、周波数特性の違い起因する、ヘッドホンによって違う音の聴こえ方、周波数特性の主観的で感性的な表現である。

ヘッドホンは構造的なものによって、周波数特性が異なっていて、それがパッと聴いた時の音の印象を齎す。
それが音色である。

客観的な周波数特性に対して、音色は主観的なモノである。

周波数特性の違いでヘッドホンがどう聴こえるか?というのが音色である。




●音色は重要か?
このヘッドホンによる周波数特性の違いというのが、ヘッドホンオタクの楽しみの一つであるともいえるのが、イコライザによって、ある程度自由に変化させることが出来る周波数特性≒音色を性能指標のように語ることは、さほど重要なことであるとは個人的に考えていない。

音色は解像度や定位のように、明確な性能指標ではないからである。

「低音が良く出るから迫力があって良い!」とか、「中域が明瞭に聴こえるから良い!」、或いは「高域が鮮やかで綺麗!」とかいうのは、単に周波数特性のバランスの問題であって、性能というのとは少し違うものであるはず。

しかも先に書いたようにイコライザによってこれらは、ある程度、自由に変化させることが出来るワケで、このようなものを絶対的な性能指標のように語ることは誤りだろうと。

しかし、ヘッドホンの個性がもっとも表われる部分であり、イコライザを使えない、或いは使わない人にとって、音色は解像度や定位、音場以上に重要な要素のように思われており、一応描写しておくべきものであると思う。




●糞耳ほど音色にウルサイ
音色というのはヘッドホンの評価要素の中でも、もっとも明確に聞き取り易い。
それ故、初心者はもっともこの要素について重点的に評価し易い傾向にある。
ハッキリ言って大抵の初心者は音色意外にはデフであるといっても良いぐらい。
このようにいうのは自分がそうだったからで、未だにそこから抜け切らない=糞耳であるという自覚があるから。

初心者のレビュー(アマゾン、価格コム等)を見てもらえれば、如何に音色が珍重されているか分かる。
一方で、定位や解像度的な要素について語っている人もおり、そういう人たちこそ真に良耳であると管理人は思う。

メーカーは多数である初心者を対象に広報しなきゃならないから、ディープバス!(=低域がより出ます)、明瞭なサウンドを実現!(中域のバランスを上げ気味に整えてあります)、鮮やかなサウンドを実現!(=高域寄りです)等といったキャッチでユーザーに訴えている。

素材を改良したりして解像度を熱心に上げても、ユーザーはどうせ音色しか聞き取れず、メーカーの設計者はいつも虚しい思いでいるんじゃないかと思う(笑)

繰り返し言うけど、あまり音色を珍重するのは初心者臭くて、イタダケナイことだと思う。

斯くや言いつつ、語りやすい音色について語らずにいられない、それが管理人のような糞耳の宿命である。



(続く)


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