糞耳とヘッドホン

―糞耳とヘッドホンの正しいお付き合いの仕方。

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音色(2)・・・四元音色法

音色の理解の仕方について。

音色の意義について説明したので、続いて、管理人流の音色の理解の仕方である四元音色法について説明。



●四元音色法とは?
音色とは周波数特性の主観的な表現方法であって、音色を語る際には周波数域をどのように分けるか?というのが問題になる。

一般的に低・中・高の三元で説明されることがフツーなのが、人によって、どこ以下が低域で、どの範囲が中域で、どこから上が高域なのかというのはその人に聞いてみないと分からない。

例えば、「高音(高域)の擬音語を言ってください」というと、「キンキン」と表現する人と、「シャリシャリ」と表現する人とに分かれる。

後に説明するように、前者の「キンキン」は管理人の定義によると、コレはまだ中域の一部であって高域の音ではない。
後者のシャリシャリの方が管理人の高域に近い。

また、「シャリシャリ」が高音言っても、さらに高くなると「サリサリ」とでも擬音した方が良いような感じになる。
「さらに高い高音は~」とか言ってるとキリが無い。

低域や、中域、他の音域にしても細分するほど明確に表現し得るのは間違いない。

例えば良く、イコライザを使い音に慣れている人は、「このヘッドホンは~kHzに癖があって聴き辛い」とか、「~Hzが抜けているようで変な音だ」といった感じ、かなりの詳しい批評が出来る。
こんな風に、可能な限り周波数毎に分解し、多元的に詳細に音色を説明出来るほうがより望ましいとも考えられる。
しかし、これを突き詰めて行くと、余りにもイコライザを使い慣れていない一般人には理解出来ないし、音の漠然たるイメージとしての音色とは呼び難いものになってしまう。

しかし、先のように低・中・高の三元ではヘッドホンの広い音域をば説明するには、不十分であると思われる。

そこで、管理人が発明したのが、『四元音色法』である。

四元音色法というのは、三元で不十分な音色説明と、音色のイメージから乖離しすぎる、周波数毎の多元的な音の捉え方の妥協の産物である。

この方法では200Hz以下を『低域』、5kHz以上を『高域』、そして広く取った中域を1kHzで『ローミッド(Low-Mid)』と『ハイミッド(High-Mid)』に分ける。

『ローミッド』や、『ハイミッド』がカタカナ表記なのは、これを本当は『中低域』と『中高域』と表現したいのに、初心者の大好きな「中高域が綺麗だ」(=中域と高域が綺麗だ)との表現と混同されるのを避ける為である。

中域を二つに分け、四つの音域を元に音色を説明しよう!というのが管理人の『四元音色法』である。


以下で説明する。



●音色の四要素
ロー、ローミッドとハイミッド、ハイの四つの音域に分けたところで、それぞれの音域に対してイメージを付与する。

それが『音色重度』、『音色暈(うん)度』、『音色明度』、『音色鮮度』である。

要はこれは音に対して、色彩諧調論を当てはめたようなものである。

onniki4(2).jpg

『音色重度』とは低域が担う、音色の「重々しさ」のことである。
200Hz以下、低域の延びと音圧が上昇した場合、音のイメージは重くなる。

『音色暈度』とはローミッド域が担う、音色の「暈(ぼ)やけ」のことである。
200Hz~1KHzの間にピークが存在するタイプヘッドホンでは音が暈けて、色あせて聴こえる。

『音色明度』とはハイミッド域が担う、音色の「明るさ」のことである。
1kHz~5kHzの間にピークが存在する場合、音が明るく明瞭に聴こえる。

『音色鮮度』とは、高域が担う、音色の「鮮やかさ」のことである。
5kHz以上に尚も、十分な音圧がある場合、音が鮮やかに聞こえる。


これら四つの音色要素のバランス+配合によって一つのヘッドホンの音色が出来上がるものとする。



(つづく)



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